昨年(令和4年)末より、フッ化物歯磨剤(フッ素入りの歯磨き粉)の使用方法が変わりました!!
具体的には
➀歯が生えて(6か月)から、ぶくぶくうがいができるようになる(2歳)まで→ジェルタイプのフッ素(950ppm)配合歯磨き粉
②ぶくぶくうがいができるようになって(3歳)から、おとなの歯が生えはじめる(5歳、小学校就学前)まで→ペーストタイプのフッ素(950ppm)配合歯磨き粉
➂おとなの歯が生えはじめて(6歳、小学校就学後)以降→ペーストタイプのフッ素(1450ppm)配合歯磨き粉
と使い分けが変更されました。
つまり、端的に言うと、
歯が生えてから小学校入るまでは950ppm、小学校入ってからは1450ppmのフッ素入り歯磨き粉を使用する
ことになりました。
また
➀歯みがきの頻度は、就寝前ともう1回(1日2回)。
②歯磨きのあとはうがいしなくていい。する場合は少量の水で1回。
➂インプラントが入っていても、フッ素配合歯磨き粉の使用が必要。
が重要です。
今までは、当院では
➀歯が生えて(6か月)から、ぶくぶくうがいができるようになる(2歳)まで→ジェルタイプのフッ素(500ppm)配合歯磨き粉
②ぶくぶくうがいができるようになって(3歳)から、こどもの歯(乳歯)がおとなの歯(永久歯)に全部生え変わる(12歳)まで→ペーストタイプのフッ素(950もしくは500ppm)配合歯磨き粉
➂おとなの歯(永久歯)に生え変わってから以降→ペーストタイプのフッ素(950もしくは1450ppm)配合歯磨き粉
と説明していました。
大きく変更がありましたので、みなさん参考になさってください!
もちろん受診時にも変更点をご説明します。